AQUARIUMと愛のうたをめぐる冒険

AQUARIUMと愛のうたをめぐる冒険

十六夜まよ(@daimarco16)がおんがくを考えるところです

ラブライブ! サンシャイン!! デュオトリオコレクションCD VOL. 1 ~SUMMER VACATION~をめぐる冒険

皆様はじめまして。十六夜まよと申します。

 

この度、Twitterの140文字には収めきれないAqoursに関わる楽曲への想い、吐き出したい感情や感想をぶつける場所をもとめてブログ開設に至りました。

 

・このブログと自分自身について

ラブライブ!というコンテンツにはμ's時代から触れていましたが、現在のプロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」が始まり、Aqoursというユニットに触れるに連れその輝きに魅了され、気づけば先代のμ's以上に彼女たちに入れ込んでいました。

そんな人間がAqoursや、その楽曲について語るブログにしていこうと考えております。

私自身はただの声優オタクですが、少しだけ音楽…そして声楽というものに触れた経験があるので、コンテンツに対する時に音楽や声の表現について考えることが多いです。

アニメやG'sマガジン上で展開されているAqoursの物語について…というよりは、曲やライブ演出に関わる「音楽」という切り口から、Aqoursへの想いを語っていければ、なんて考えています。

 

・デュオトリオコレクションCD VOL. 1 ~SUMMER VACATION~

さて、楽曲を取り上げるこのブログ第1回のテーマはデュオトリオCDこと、

ラブライブ! サンシャイン!! デュオトリオコレクションCD VOL. 1 ~SUMMER VACATION~

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についてです。良い感じの呼称ないですかね。基本的にはデュオトリオと呼ぼうと思います。

この記事はこの先の曲単品の分析や自分なりの解釈、解説のプロローグ的な記事にしようと考えているため、現段階では曲へは踏み込みません。

 

・4曲を通しての魅力

このシングルCD…いいえ、規模的にはミニアルバムと言って良いものになっていると私は考えていますが、この構造がアルバムとして1本筋の通ったものになっています。

お気づきの方も多いかと思いますが、曲順にきれいに「起・承・転・結」の構成となっており、4曲続けて聴いた時に心地の良いストーリーの読後感が残ります。

このストーリーがまた強烈なもので、夏の始まりから終わりを一気に駆け抜ける、そういったセンチメンタルな物語が想起されるため、通して聴いた時に魂が持って行かれた方も多いのではないでしょうか。

私は…はい、初めてフルで聴いたときは運転中でしたが、一旦車を停めて少し休憩しないと命に関わる状態になっていた、とだけお伝えしておきます……。

 

・夏は、お好きですか?

夏、と聞いた時に皆さんが思い浮かべる風景はありますか?

私は地面いっぱいのひまわり畑と突き抜けるような青空、通り抜ける飛行機と尾を引く飛行機雲であったり、夕暮れ時のオレンジと紫に光が分解される人のいないビーチ、そよぐ風と少しだけひんやりする空気…そんな光景が浮かびます。

季節感と結びつく風景は日本だと四季折々、様々なものがあると思いますが、こと夏に関してはこういった風景が想起されてノスタルジックな気持ちになること、多いのではないかなと思います。

誰もが子供の頃経験しているであろう「夏休み」という特別な時間、楽しくも儚い期間限定の思い出として、鮮烈に残るものであるのかなというのが「夏」のイメージです。

 

そんな夏を呼び起こし、存分に楽しさを謳歌した上で終わらせてくるこのシングル、夏が好きだという方も、さほど好きでは…という方も、通して聴くと何か心の奥底をくすぐられるような甘酸っぱい思い出や光の明暗、もしくは匂いや温度みたいなものに揺さぶられる感覚を覚えるのではないでしょうか??

 

今後、各曲それぞれに焦点を当て、このシングルが持つ魅力を紐解いていければ。

そんな風に考えております。

 

Aqoursの2ndLoveLive、HAPPY PARTY TRAIN TOUR埼玉公演では恐らく演奏されるであろうと言われているこのデュオトリオシングル。

それまでに曲への理解を深めて、当日一緒に感傷という重機に轢き殺されましょう。

 

ひとまずここまで。

次回は…夏への扉、開きます。