AQUARIUMと愛のうたをめぐる冒険

AQUARIUMと愛のうたをめぐる冒険

十六夜まよ(@daimarco16)がおんがくを考えるところです

天界へいざなう幸福ちらし寿司~おいでよ!こころのデパート~

皆様ご無沙汰しております。十六夜まよです。初めて私のブログを読んで頂く方ははじめまして。

 

普段、ラブライブ!サンシャイン!!というコンテンツのスクールアイドルユニットAqours及び、その声優陣が演じる三次元の声優ユニットAqoursのライブや楽曲のことを記事にしている私ですが、今回はAqours及びラブライブ!のことにはほぼほぼ触れません。

 

スクールアイドルにハマったオタクは、いよいよリアルアイドルにハマりました

 

今回はそんな今の私の趣味事情から、今一番皆さんに観て欲しい素敵なグループの紹介をします。

 

その名はクマリデパート。皆様ご存知でしょうか?

 

 

 

🐷開店アナウンス~アイドルとの出逢い~

 

本題の前に説明が必要なので私がアイドルにハマった経緯をちょっとだけ書きますが、声優の堀江由衣さんのオタクである私は2019年5月27日に開催された清竜人 ハーレムフェスタ2019」というイベントに参加し、そのイベントがキッカケでアイドルオタクの世界へ足を踏み入れました。

この清竜人さん、堀江由衣さんをはじめ多くの声優やアーティストに楽曲提供をしており、さらに自身でも「清竜人25」というアイドルユニットを結成したりと、まあいろいろとぶっ飛んだ楽しい曲を書く方で、堀江さんが入り口ではありましたが彼の曲そのもののファンになっていました。

そんな中参加したハーレムフェスタ、そこで初めてお目にかかったでんぱ組.incというアイドル。

清竜人さんは彼女たちにも楽曲提供をしているため、その日のゲストに彼女たちがいたんですよね。

その時の私の感想は

 

アイドルって…アイドルってすごい…!(語彙力)

 

でした。

この感覚、きっとA-RISEのライブを観た高坂穂乃果や、μ'sのライブを観た高海千歌、はたまたスクスタ*1世界でAqoursとμ'sの合同ライブを観た"わたし"ことあなた=主人公の味わったものと全く同じだと思うんですが、とにかくいきなり目が離せなくなりました。

 

そこからは一直線。メンバーのTwitterInstagramをフォローし、YouTubeにアップロードされている動画を全て観て…これ完全にμ'sにハマった千歌ちゃんと同じムーブなんですけど、CDのリリースイベントや開催予定のツアーに申し込んだりと、自分でもびっくりするレベルで驚異の行動力を発揮し始めていました。

 

以前書いた記事でも触れている通り、私はライブにおいて「楽しい」という感情を一番に重視しています。たくさん身体を動かして、声を出して汗かいて…そういう能動的な楽しさを求めてライブに参加するので、そんな楽しみ方はアイドルのライブとの相性が抜群でした。

たくさんのコール、積極的な振りコピ、ステージ上からの煽り、激しいダンスとブレない歌声…

アイドルを本業とする彼女たちのステージは、声優ユニットのライブしか観たことがなかった私の認識を一瞬で塗り替えました。
※勿論、本業が声優である彼女たちがステージ上で姿を見せ、多くの努力の上で歌とダンスを披露してくれることは本当にありがたいことなので、比較してどう、という議論をするつもりはないということを明言しておきます。

積み上げた練習、努力、そこまで至るまでの苦悩や苦労、そんな全てが凝縮された"今"を汗だくで一心不乱にパフォーマンスする姿は、スクールアイドルを通して少しだけアイドルの世界に触れていた私の心に深く突き刺さり、その輝きは前述した私の行動に繋がるエネルギーを生みました。

 

そこから5ヶ月。

夏のアイドルフェスやいろいろなイベントを経て多くのアイドルに出逢い、時には友人から紹介されたユニットにハマり、時にはイベントで見かけた「目当てではなかった」ユニットが急に気になり…

私の今の推しグループは主にでんぱ組.inc」「クマリデパート」「FES☆TIVE」「神宿あたりです。

どのグループも本当に素敵な曲とライブパフォーマンスをするので、どうぞ興味ある方は調べてみてくださいね。(いずれ紹介記事も書くかも)

 

 

🐷二十四時からすごく夢中

 

さて、そんな推しグループの中の一つ「クマリデパート」なのですが、彼女たちとの出逢いも前述した「目当てではなかったグループ」からスタートしたものでした。

2019年8月9日、クラブチッタ川崎で行われた「@JAM MEETS~オールナイトスペシャル~」というイベントでの邂逅。これが運命を変えました。割と大袈裟ではなく、奇跡の出逢いを果たしていたと思います。

翌日に仕事を控えた中参加したオールナイトイベントだったんですが、アホなことした価値あったなあ…24時からライブ会場に向かう体験、なかなか新鮮でした。

その日の目当てはFES☆TIVEで、彼女たちの出番までの出演者はあまり知らなかったので私は後ろの方でのんびりと眺めていました。

 

そんな中現れたクマリデパート。入場曲である「おいでよ!クマリデパート」の段階ではかわいいね~くらいの印象だったところで、1曲目に突然落とされました。

 

youtu.be

 

間違いなくその段階での彼女たちの一番の武器である楽曲「シャダーイクン」

これを繰り出されてオタクは一瞬で撃沈しました。

タイトルの由来は「シャイン」+「ダーク」、普段クマリデパートの楽曲はサクライケンタさんという方が書いているのですが、この曲は特別に玉屋2060%さんという方も参加し二人の競作になっています。

サクライさんのミステリアスで少しだけ歪んだ情景描写と、玉屋さんのアッパーで多幸感溢れるメロディ展開、この2つが見事に調和して光と闇の混ざり合う混沌の世界観が成立しており、初聞で「名曲」と判断できる素晴らしいものでした。

余談ですがこの玉屋さん、前述した「私が今推しているグループ」に悉く楽曲を提供しているので、どうやら私はこの人の書いた曲に逆らえないようです。とても良いので皆さん聴いてくださいね。(いずれ紹介記事も書くかも)

 

そしてその"名曲"を演奏するステージ上の4人

 

MVでも観ることはできますが、アイドルの音楽はやっぱりライブが本質。ステージの上で全力で踊り、歌い、笑顔を振り撒く姿は現場でしか観ることができません。

ラブライブ!劇中で高坂穂乃果西木野真姫に対して腕立て伏せをさせた後に「その状態で笑える?」と促すシーンがありますが、まさにそれで、ステージ上のアイドルは常に全力で踊る中笑顔を絶やさず、客席に輝きを届けています。

初めて観た彼女たちのステージにもその矜持と努力の蓄積を感じることができ、そしてさらに振り付けがとてもキャッチーでわかりやすく、振りコピが簡単で楽しいことは、私がこのグループにハマった一番の理由だったのかもしれません。

 

とにかく、ステージ終盤ではすっかり彼女たちと一緒に身体を動かして全力で楽しむファンの一人になっていました。

 

youtu.be

この日私が一番気に入って、さらに今でもクマリデパートの楽曲の中で一番好きな曲がこの「ウダガワ・ヨッキュー」です。

歌詞は割と意味不明な感じ(失礼)ですが、メロディの醸し出す雰囲気が本当に好きで、オシャレでちょっとだけ陰鬱、だけれど振り付けはファンキーで楽しい!そういうわちゃわちゃ感がまーじで楽しいです。

メロディに合わせてクラップを4回入れる場面が曲中に多くあるのですが、それをやる時にメンバーが口パクで「ぱんぱんぱんぱんっ」と笑顔で煽ってくれているのも本当に好きで、この曲でクラップをやっていると嫌なこと全部忘れられるんですよね……最高……。

ちなみに冒頭、静かな立ち上がりをするイントロから赤担当の小田アヤネさんが高らかに叫ぶ「渋谷行こ~!」から突如曲のテンションが加速する演出、こういうの本当に好きなのでまずは最初の30秒だけでも良いので観てくださいね。

 

そんなわけでこの日、私の「気になるグループ」にクマリデパートが追加され、ここから一気にハマっていくことになります。
この流れ、全く気にしていなかった「でんぱ組.inc」に突然引き込まれた"あの日"と同じ形なので、それだけの衝撃と運命的な出逢いを果たしたという意味で彼女たちは本当にインパクトのあるグループなんだなと改めて感じます。

 

 

🐷あれ?今更メンバー紹介

 

ここまで語っておいて何も説明していなかったことに気付いたので、クマリデパートと、そのメンバーを紹介します。

 

クマリデパートは「世界のこころのデパート」をテーマに掲げる4人組アイドルユニットです。

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このデパガ風衣装、本当に可愛いですよね……彼女たちと出逢った時に着ていたのもこの衣装だったので、今でも画像等で見るとちょっと懐かしくて胸に来るものがあります。

この「デパート」というコンセプト、個人的にすごく上手で良いなあと思ってまして、4人の個性やメンバーカラーがハッキリと定まっているところもそうなんですけど、前述した曲中に表現される「カオス」な要素、様々な世界観を持つ多くの楽曲、そんな多種多様なエネルギーを集約して内包して、その共存が許されている場所としての姿を"大型百貨店"に喩えているのがまさに「名は体を現す」になっていて素敵だと思うんですよ。

以下、メンバー個人の紹介いきます。

 

💙早桜ニコ

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水色担当、我らがリーダー。愛称は「さおてゃん」。

愛嬌を振りまくアイドルの権化。弾ける笑顔とぴょんぴょこ動き回る姿は新規ファンの心を鷲掴みです。

キラキラしたものとか可愛いものを集めるのが好きらしくて、ポケモンも色々お好きなようですね。

ちなみに「桜」「ニコ」なのにイメージカラーが「水色」なのに少しだけ違和感を感じる人はラブライブのオタクだと思うのですが、さおてゃんはデビュー時にちょうどラブライブ!が放送してた影響で矢澤にこさんを推しているとのことです。

Twitterでは振り付け動画なんかも上げていて、とにかく動く姿がとても可愛い人なので、まずは現場で姿を見てみてくださいね。

新衣装のおっきな帽子は個人的お気に入りポイント。

声もかなりよく通る明るい声質で、キンキンしすぎない心地の好い高さが脳を溶かします。

演奏始まる前に曲名を紹介する曲フリのボイスがやみつき。それでは聴いて下さい。シャダーイクン!!

 

 

💗優雨ナコ

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ピンク担当、美の女神。愛称は「ゆうちゃん」「ゆうなこ」。

とにかくお顔が小さい。そしてお顔が良い。鼻筋通ってて切れ長の目が素敵なので、"美人"の一つの到達点だと思うんですよね…美しすぎてお話するの未だに緊張するやつ。

わちゃわちゃと騒ぎがちなメンバーの中で割と(比較的割と)クールに皆を見守るお姉さんポジションだと思うんですが、たまに全力笑顔で一緒に騒いでるのを見るとそういうのも素敵だなーってなるんですよね。

さおてゃんと並ぶ、結成時からのオリメン。ファンの皆さんがとてもつよいイメージあります。

オフにふらっと一人旅したり、ミステリアスな魅力も多いのでハマる人はがっつりハマるような印象。

新衣装のしっぽはよく旅に出るので、ライブ中にいなくなったらステージのどこかにいます笑

 

 

❤小田アヤネ

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赤色担当、クリエイティブな私の推しメンです。愛称は「小田ちゃん」「小田」。(愛称?)

ステージの上での全力感が本当に素敵で、ダイナミックに踊る姿、たくさん汗をかきながらパフォーマンスする姿が「アイドル」してるんですよね……。

気付けば彼女から目が離せなくなって、ずっと追いかけてました。

他のメンバーのステージ上での動きをなかなか観ていないな……ってことに最近気づいて、原因はなんだ?って思ったら明白で、彼女以外観てないからでした。

クマリデパート、全体的に歌声安定してるのであまり目立たないけどソロパートの安定感は彼女が随一かもしれないとも思ってます。なんか身体の使い方がお上手。運動神経そんなに良さそうじゃないんですけどね。(失礼)

「うふふー」っていう笑い方も好き。小田ちゃんの笑顔のために生きてる。

イラストもよく描いていて、LINEにはクマリデパートのスタンプもあります。彼女の描き下ろしなんですよ!→https://store.line.me/stickershop/product/5839755

LINEスタンプは第二弾も近日リリース予定らしくてそちらも大変楽しみですね……ライブごとに「#クマリのセトリ」タグでその日のセトリをかわいいイラストつきで紹介してくれているのも素敵。
今度あるライブグッズのTシャツもイラストが彼女の描き下ろしです。いや冷静に考えてすごいよね……。

ちなみにラブライブ!では絢瀬絵里さんを推しているとのことで、たまにえりちポーズでチェキ撮ってくれます。かわいい。

どうでも良いですが、メンバーカラー赤という属性、どうにも私が推しがちな傾向があります。そういうのやっぱり何かあるんでしょうかね。

 

 

♡楓フウカ

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ホワイト担当、クマリデパートの歌姫。愛称は「フウちゃん」「フウカ」。

ビーフェイスなのにチャームポイントは刈り上げだったり、落ちサビソロでどこから出してるの?っていう太い声を打ち込んできたりとギャップが魅力な子です。

格好良いと可愛いが共存してる不思議な存在で、いろいろな一面を同時に発揮しているのはクマリデパートそのものと言えるかもしれません。

たまに出す「な"ーーー!!」みたいな鳴き声(?)が好き。

頻繁にインスタライブをやってくれるので、そこで楽しい話をたくさん聞けるのも良い感じの距離感です。

新衣装のアー写撮れ高一番高いと思ってて、本当にこの写真も素敵ですよね……。

常に口角持ち上がっててにこにこしてる表情も好き。作ってる感じじゃなくて、多くの人に愛されて今がある人なんだろうな……っていう心の豊かさを感じる表情をする人です。

 

 

以上4人で素敵なステージを作ってくれるクマリデパート、大変魅力的なので皆さんライブを観に来て下さいね。

アイドルなので、終演後に特典会でチェキも撮れます。ライブや曲の感想を直接演者に伝えられる機会はなかなかないので、私はそういう部分でもアイドルのイベントは素敵だなって思ってたりします。

「良かった」「楽しかった」っていうプラスの感情を積極的に口に出していろいろな人と共有してきた趣味活動だからこそ、ファン同士だけではなくてそれを提供してくれている本人達へ直接伝え、伝わったリアクションを見ることができることは本当に喜ばしいですし、きっとそういう生の声の一つ一つが彼女たちのモチベーション向上やパフォーマンスのクオリティアップに少しでも繋がるのかな、と考えると積極的に色々伝えたいなと、そう思うんですよね。

 

 

🐷極LOVE浄土

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そして満を持して公開された令和1発目の新曲がこちらの「極LOVE浄土」になります。タイトルからしてカオス。この記事、本当はこの曲の紹介のために書こうと思ったものでした。例によって前フリが長い。

11月5日に発売となるこのシングル、先日MVも公開され、公式チャンネルで聴くことができるようになっています。

従来のイメージを崩さない中でよりテンション高く、ダンサブルに仕上がっている今回の楽曲は何度か触れている彼女たちの持つ「ごちゃまぜな百貨店」的な懐の広さを多くの部分で表現しており、見どころがたくさんあるので少しだけ紹介しようと思います。

 

まずはタイトル「極楽浄土」をもじっての「極LOVE浄土」ですが、つまるところどういった時代の中でも、例えば死後の世界まで連れて行かれたとしても、そこに残るのは愛なんだなという拘りみたいなものが感じられて、タイトル発表の段階でめちゃくちゃ期待していました。普遍的だけど一番難しいであろう「LOVE」というテーマ、それがどういう形で表現されるのかな……なんて。

結果はMVを観ての通り、最高にポップでマジ卍な独特の電子ドラックに仕上がっています。

 

この曲、振り付けにも特徴的な部分がたくさんあるんですが、まず冒頭の4人でLOVEをつくってるところ、これ素敵ですよね。

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※静止画じゃ伝わらないLOVE

最初は指先だけの動きから、後半はダイナミックに身体を使った人文字へと変形しており、その変遷も見どころです。(MVだと後半が観れないので、現場で是非観てください)

 

個人的にはAメロ後半部分、メンバーが2人ずつ入れ替わりながら前後するところの大人っぽい表情だったり、Bメロの存在感あるフウカのソロ、そのあとの「キラキラキラ」のさおてゃんの動きなんかもめちゃくちゃ可愛いところなので、全編に渡って目が離せないですよね。

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ちなみに私の小田ちゃん一番好きポイントはここの「笑顔とセクシー」で髪を靡かせるところです。ライブだと更にアクティブなアピールがあるので、気になる人は是非現場で一緒に観ましょうね。

 

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サビの振り付けは相変わらずの馴染みやすさで、すぐに覚えることができます。

これを楽しみながら一緒にできるのがクマリデパートのライブの強みだと思っているので、初めてライブ行くよという人でも安心だと思います。

最近はリリイベ等で「振り付け講座」もやってくれているので、そのあたりの福利厚生も充実していますね。

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※これは三途の川を超えちゃうクマリデパート。

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※これはマジ卍なクマリデパート。

 

そして落ちサビ後のラスサビ冒頭、MVではちょっと見づらいんですけどメンバー全員がバラバラの振り付けを始めます。

これ、初見の人は色々衝撃だったと思うんですよね…。(私もそうでした)

 

具体的にはあそこでは

早桜ニコ→通常
優雨ナコ→停止
小田アヤネ→2倍速
楓フウカ→1/2倍速

 

のそれぞれ時間の流れの異なる状態で同じサビの振り付けをしており、この曲一番の「カオス」のポイントになっていると思います。

「時間」という概念は3次元が4次元へ向かう時に出現するものであり、この進行の間隔がバラバラになっているのはそんな次元の超越の1歩手前の状態とも考えられるので、混沌とした世界観・異次元的なレベルのパフォーマンスをステージ上に再現している振り付け師idomin先生の圧倒的なセンスの部分なのかなと思います。

※余談ですがidomin先生はこの曲をもらった時に世界観構築のためにタイへ旅行に行ったとか……笑

そして個人的に一番好きなポイントはその「カオス」が終わった後に全員がリーダーの早桜ニコのいる」通常進行の時間軸に戻ってくるところ。

クマリデパートがクマリデパートとして軸をブレさせずにいる中心はやはりリーダーである彼女の存在が大きいと思っているので、実際の意図はどうあれ、スタンダードの部分を彼女が担っていること、多方面へ散っても仲間は彼女のもとに戻る、という部分にこの演出の良さを感じました。

 

ちなみにこの曲は総合プロデューサーであるサクライケンタさん作詞作曲、編曲にはダンス☆マンさんが関わり、ゲストのトランペッターとしてKUWA☆MANこと桑野信義さんが出演していたりと、かなり豪華なクリエイター陣によるものにもなっています。
間奏にしれっとカットインしてくる桑マン(とスボンジノブ)は必見ですよ…!

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※サブリミナルKUWA☆MAN。

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※この子は事務所猫のそらちゃん。フウカのインスタライブによく出演しています。

 

ダンス☆マンさんの演出もあって、そして制作陣が積極的にパロディとして取り入れたと公言しているので確定なのですが、ところどころハロプロっぽさもありますよね。

一部では「令和のLOVEマシーンなんて言われていますが、それくらい注目される1曲になってくれたら本当に嬉しいなと思います。

 

歌詞もかなり混沌としていますが、特に注目されているのはこの

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「幸福ちらし寿司」

 

意味不明だけど、どこか人を惹き付ける魅力を持ったパワーワードとなっており、メンバー間でも人気が高いようです。

が、この「ちらし寿司」という単語、やっぱり大きな意味があると私は思っていて、特別な日に食べる、多くの食材が乗った素敵なお寿司がちらし寿司だと思うのですが、これっていわゆる「海山あちこちの豪華具材の老舗デパート」*2だと思うんですよね。

海鮮も野菜も肉も、全部欲張りに酢飯に乗せちゃおう!っていうこの料理、勿論幸福度も高いですし、日本の心SUSHIなわけですから、世界へ誇る日本の文化なわけで。

様々な魅力と楽しさを詰め込んだ「こころのデパート」であるクマリデパートにとって、これほどまでに相応しくその性質を表現するワードはないのかな、と、そう思います。

この歌詞は2番のBメロに出てくるので、皆様MVを要チェックですよ!

 

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そんなカオスもラストはメンバー全員でハートを作ってからの爆発オチ(オチではない)、白い羽根で締めくくられます。

衣装が天使になってるのも良いですよね…無限に可愛い。天に召されてしまっています。

 

 

🐷おいでよ!クマリデパート

 

ここまで紹介してきたクマリデパート、そろそろライブで彼女たちのパフォーマンスを観てみたいな、とそう思った方も多いのではないでしょうか?

そうですよね、観たいですよね!

 

なになに?「でもこんなに素敵なグループのライブなんだからきっとチケットが手に入らなかったり、イベントの機会もなかなか無くて参加のハードルが高そう」ですって?

 

大丈夫です、心配ご無用。なんと今週の土曜日、11月2日にクマリデパート4thワンマンライブ「極楽浄土!おいでよこころのShibuya WWWXというライブハウスにて開催されます。

新曲「極LOVE浄土」を引っさげ、これまでのクマリデパートの活動の全てをぶちかましてくれるであろう、楽曲の百貨店。まさにデパートの名に相応しいスペシャルなイベントのチケットが、まだまだお買い求め頂けます

詳しくは公式Twitter公式サイトをチェックです。

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きっと最高のステージと、素敵な世界を観ることができると思いますので、お時間のある方はぜひとも、是非ともご検討下さい。

「この記事を見たよ!」という方で本当に興味を持って来てくれるという方、私に声をかけて頂ければご案内しますし、終演後お気に入りのメンバーと2ショットチェキが撮れる特典券をプレゼント致しますよ…!(小声)

 

※11/1追記

おかげさまで、なんと!この4thのチケットが完売となりました!

流石にこの記事を読んで買いました!って人には巡り会っていないですが、もしもいたら当日声かけてくださいね。結婚しましょう。

以下にメンバーの歓喜の声をリンク貼っておきます。

 

 

 

 皆本当に一生懸命で良い子達なんです……。彼女たちが喜ぶ姿が見られて本当に嬉しい。

すっかり準備は整った雰囲気になりましたね。あとは当日、最高の本番を迎えるだけです。

 

 

🐷閉店アナウンス~出逢いってきっと奇跡だ~

 

クマリデパートの楽曲の中に「アンサー!!」という曲があります。

 

偶然出逢った"キミ"への片想いが募っていって気持ちが溢れ出ている、そんな青春の1ページを切り取った歌詞なのですが、前述したような奇跡的な出逢いを経験し、その瞬間から一気に彼女たちのことを好きになってしまった私にとっては、その歌詞が本当に自分の気持ちのようで甘酸っぱく、ぐっと胸にくるものになっています。

 

恋愛感情とは少し違うかもしれませんが、どういった形の出逢いであっても、例えば趣味の中で触れるキャラクターや声優、アイドルもそうですし、他の誰かだったり何かだったり、音楽や映画もそうかもしれません。

そんな多くのものと出逢う可能性がたくさんある中で有限である時間を過ごし、ともすれば退屈かもしれない日々の中でふと触れる輝き。

多くのモノや人との出逢いはきっと全て奇跡的な確率の上で成り立っていて、でも偶然ではなく、ある種の必然めいた「不思議な力」によって運命づけられるものかもしれなくて……。

 

そういった大小の出逢いの中で、それが大切なものなのか、ただの通り過ぎていく何かで終わるのかは、最終的に自分がどれだけその対象を好きになって愛することができるか、そこに尽きるのだと思います。

 

「キミをこんなに好きになれた それこそが答えだ!」

youtu.be

 

そう胸を張って、ワンマンライブの当日4人の姿をしっかり見届けられるように、今の私ができる最大限のエールがこの文章です。

 

伝わるかわからないけどメンバーへ。

ステージの1分1秒、全ての瞬間を楽しんで下さい。頑張って!頑張ろうね。

 

周囲の大人の皆様へ。

いつも楽しいイベント運営をありがとうございます。大きなライブ当日の全てのスケジュールがつつがなく進行することを、心より祈っております。

 

クマリデパートのオタクになってから初めて参加するワンマンライブ。

極楽浄土に行って幸福ちらし寿司、食べましょうね。

 

*1:アプリゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバルオールスターズ』

*2:某グルメリポーター風