ワクワクしたくてさせたくて:"楽しさ"に向かってNonstop!
デュィィイイイイン……
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドデーテデテデテテー♪
皆様、お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして。十六夜まよです。
いよいよ今週末に迫った
ラブライブ!サンシャイン!!
Aqours 5th LoveLive! ~Next SPARKLING!!~
楽しみですねえ。私はとても楽しみです。皆様も心待ちにしていることでしょう。
今回もイベントに向け、様々なブログ記事や取り組みがあって、色々な人が各自の立場から多種多様な心の動きを形にしていて、とても興味深いですよね。
Twitterのフォロワーであるぶろっくさん(@kitakaze34622)のハッシュタグ企画「#終わらない夢見よう」にも多くの記事が寄せられていて、ライブ前のお祭り感が高まってきていますね。
……ということで。前置きもそこそこに今回私も企画に乗っからせて頂く形で、前からやってみたかった内容で記事を書こうと思います。
題して、
振りコピ予習記事~これで「Hop?Stop?Nonstop!」はお手の物!ライブ当日は踊れば心が皆と繋がってく!!こんなステキなことやめられない!!!スペシャル~
はい。
「Hop?Stop?Nonstop!」 Sounded by Aqours
の、ライブにおける振りコピ予習・読むだけで練習になるようなものをやってみようと思います。
かなり感覚的なことですし、動画で解説等をするのが本当は伝わると思うのですが……文字で身体の動きを伝えようとする時にどこまでそれが見えるか、という挑戦でもあるので、お付き合い頂ければと思います。
また、あくまでも「振りコピ」の紹介となるため、一部複雑な動きや難しい動作は簡略化したりしますので、ライブ中に楽しむことを前提とした、応援スタイルとしての動きの解説です。「ダンス解説」とは違うものになると思うのでご了承ください。
基本的にはこちらの動画を参考にしていますので、一緒に再生しながら読み進めるとなんとなく言いたいことが伝わりやすいかと思います。
※※※注※※※
当記事はライブ中の振りコピの楽しさを伝えるためのものであり、周囲を省みない迷惑な行動・視界を遮るような大きな動き等を推奨するものではありません。
ライブ当日は愛と思い遣りを持って、周りの人のことも考えつつ楽しみましょうね。
自分の楽しさのために他人の楽しさを奪ってしまうのはやはりマナーが良いとは言えないと思いますので、注意されたりしたときにはムキにならず、素直に自粛する等配慮ができると素敵だと思います。
なお、歌詞引用部分は斜体・下線にて強調します。
●イントロ~導入 クラップはどうしよう?
デュィィイイイイン……
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドンデンドンデン\パパンッ/
デンドンデンドデーテデテデテテー♪
このイントロのワクワク感、本当に好きなんですけど伝わりますか……。。
今回、振りコピの参考にということで公式から用意されている劇場版のライブシーン動画と同時に、スクフェスACにおける「Hop?Stop?Nonstop!」のライブ時の映像も何度か観ることで劇中に描写されていない振り付けを補完しているため、それらが本番のステージでAqoursが踊るダンスと違った場合、この記事は空振りです。そうならないことを祈っています。
さて、そんなわけで軽快なイントロです。上記で繰り返しているパパンッという音、これクラップする部分に聞こえるのですが、スクフェスACのライブでは入っていなかったりします。劇中でスペイン広場に集まっていくシーンよろしく、ステージ上で彼女たちがわちゃわちゃと動き回るのがきっと非常にかわいいと思うので、その動きに注視しつつ……。
本当に厳密にやるのなら3回目のリピート、4拍目の3年生が合流する部分は3人でのハイタッチがあるのでそこで「1回」、スクフェスACではルビィと善子がパパンッに合わせて2回手を合わせるので、それに合わせて「2回」クラップをすると3年生及び黒澤と津島のオタクになれるかもしれません。
判断が難しいところですが、ノリ的には全部やってしまって良いと思いますし、やれば楽しいのでやりましょう。本番は目の前に完璧なお手本が存在しますので、Aqoursちゃんの動きを観て判断するのも良いでしょう。
イントロの締め、デーテレテデテテーのところは
「両手をパーにして胸の前で内向きに2回転→グーにして外側から2回引き寄せる」動きがありますが、アニメーションにはない部分なので振りコピに真剣な人だけ覚えておきましょう。
いよいよ歌詞です。
Nonstop nonstop the music
Nonstop nonstop the hopping heart
基本は「両手を"L"の指にして、1回目の"Non"で上から"stop"で胸の前に下ろし、2回目の"nonstop"で前に突き出す→"the music"で反時計回りにぐるっと1回転」
「リピートして同じ動きで、"hopping"で胸の前で♡をつくり、"heart"で一度それを"飛ばす"→"a~"で伸ばしている間にまた胸の前に♡を戻し、上に掲げる」
という動きになります。
えっ、ここまでで2000文字超えてるんですけどまだ曲は序盤も序盤ですね……大丈夫かな。
●Aメロ① 1年生のかわいいアピール
振りコピにおける一番のネックは、自分の体は1つなのにAqoursちゃんは9人いるという部分で、明確にメンバー間で動きが違う時に「誰の振りをコピるか」というのは大変に悩ましいところです。推しをひたすら追うか、特徴的な部分を模倣していくか、そのシーンは敢えて振りコピせず、コールやジャンプに専念するなどの選択もあります。
ここからは正直に申し上げると全てを追うことは難しいので、「場面毎に特徴的な動きを追う」スタイルでまとめていきます。推しが一致したり、気になる動きがあればその動きをしてみたりと、ライブ中の参考にしてもらうことが一番の目的ですからね。
さて、Aメロは我らが降幡愛さんが迫真の演技で表現する黒澤ルビィのソロパートからスタートです。
※余談ですが、降幡愛さん、いつからからルビィのことを「黒澤ルビィ」と表現しますよね。彼女が役に入り込むにあたって、自己と別の存在として強く認識することでより投影した時の一体感を高めているような、祈りやプラシーボみたいな想いが汲み取れて、他人行儀なその表現が好きだったりするんですが、何なんでしょうね?(雑な問いかけ)
なんてなんて ちいさな僕らなんだ でもでも
「"なんてなんて"は右手で小さい敬礼を2回、"ちいさな"で両手のLの指をぐーっと胸に引き寄せ(少し背中を反らせるとかわいい)、"僕らなんだ"は人差し指を合わせるいじいじポーズ→"でもでも"で右手親指を頭にカモンする動きを2回」です。
大変かわいいですね。大変にかわいい。えっ……本番で降幡さんこの動きするんですね。おおお……。
ちいさな僕ら で少しこぢんまりした振りをしつつ、でもでも の否定の言葉で自信たっぷりに自分をアピールする姿は、イタリアの旅を通してさらに大きくなった1年生、特にルビィの覚醒が感じられるものになっておりとても好きです。
きっと降幡さんもいじらしい表情を見せてくれることでしょう……楽しみですね。
なんかなんか いっぱい解ってきた もっともっと
かなまりの間から善子が器用に飛び出てソロパート。
「"なんかなんか"で手首をクロスさせ、手のひらを下に向けて蝶のようにひらひら→"いっぱい"で手のひらを上に向けて前へ広げ、"解ってきた"で両手親指を頭にカモン、"もっともっと"は手のひらを前に向け、胸の前で外回りに2回転(2回目はさらに大きく)」です。
羽ばたく蝶のイメージはイタリアでの成長の、彼女なりの表現なのでしょうか。もっと→もっとで腕の振りが大きくなるのは歌詞の通りで直感的ですよね。
夢が見たいよ (YES!)
花丸パートは簡単です。「"夢が見たい"で両手を上に、"よ"でおはなまる。"YES!"のコーラスは右腕を突き上げ、左腕は胸に構える"青ジャンのFu-!!"のポーズ」です。
高槻かなこさんがコーレスの際に"おはなまる"で見える景色そのものを「未来ずら~」と表現しますが、高く掲げて作られた円は未来や夢、目標なんかを見通す曇りなき眼なのかもしれませんね。
ちなみに、他の学年はバックでトントンとステップを踏んでいますので、他学年推しだったり、シンプルな動きが良い人はこのトントンに合わせてノるだけでも大変楽しいはずですよ!
さらに余談ですが、多くの振り付けは「右からが基本」となっています(多分)。勿論例外はありますが、様々な動作の中で「これはどっちからだろう?」と思った時に、まずは右手から動き始めるとだいたい合いますし、逆にそうじゃない部分は印象に残るので意識しておくと振りコピする上で一つ動きに迷いがなくなるかと思います。
●Aメロ② 3年生ラップ
Aメロ後半は3年生パートです。色々と話題になったダイヤラップからのスタートですね。
できなかったことができたり
「"できなかった"で頭の上で"バツ印"→"ことが"で両手を握り合わせ、顔の右→"できたり"で左へ動かす」という動作。「"りー!"で首を傾ける」とかわいいポイントアップです。
劇場版、イタリア編において3年生は導き手であり、他学年からの到達目標であり、また彼女たち自身も新たな可能性を提示する側の存在として描かれています。
ライブ後にダイヤがルビィに語る、「ルビィはもう、なんでもできるのですわ!」という承認は、ある意味姉からの卒業を認める最後のトリガーとなっているでしょう。
それを仄めかす「できなかったことができる」という歌詞、バカにしている場合じゃないんですよね。ピザを配達している場合でもないんですよ本当に。
"できない"に対してバツ印、手を握り、手中に納めることで"できる"を表現する、シンプルながらに成長を表す動作はこの一瞬だけでダイヤの他学年に対する信頼を感じられる素晴らしいパートです。
同時に、これまでからは考えられなかったラップ調の歌唱表現で、ダイヤ本人もここにきてさらに新しい世界へと足を踏み入れています。
いや、マジでオタクの皆さん、デキアガッタピザヲデリバリーしてる暇ないですよ……。
本番の小宮さんの、この一瞬にかける想いを感じ取るため、瞬きもせずに見届けたいですよね。
ひとりじゃ無理だったけど
この振り付け、「ひとりじゃ無理」なんですよね。レベルの高い振りコピのオタクは隣のオタクと抱き合ってください。
鞠莉の立場を考えて共に歩むことを選んだ3年生。勿論「親に歯向かう」なんて行動は高校生の彼女たちにとって非常に大きなことですし、プチ家出のような今回の騒動は、実のところあまり笑って済ませられることではないのかもしれません。
ですが、そうやって自身の考えをやっと前向きに母親に伝え、これから大人としての成長を迎える鞠莉が逃げるだけではなく、腹を割って話ができたこと。これはやはり進歩だと思いますし、「ひとりじゃ無理」だった「できなかったことができる」瞬間だったと思います。
いっしょなら弾けるパワー
「"いっしょなら"で両腕を上に向かって広げ、"弾ける"で肘を曲げて引き寄せる→"パワー"は左手で力こぶ」です。
力こそパワー。シンプルですが、泳力と筋肉をアピールする彼女が弾けるパワーを口にするのは必然なのでしょうか。
これもダイヤ・鞠莉と同じく「3人だから・皆だからできる」という表現の現れで、果南だって1人の女の子。暗闇や怖いところが怖かったりもするんですけど、皆と一緒だったら力が湧いてくるものなんですよね。
ここで彼女は左腕で「パワー」を表現しますが、フォーメーション上彼女が左端にいるので見栄えを考慮してのことなのかなと思います。左利き設定はないですしね。
嬉しくなったね そう!
ここは3年生ユニゾンなので特筆すべきことはないのですが、「"そう!"で両腕を下から上に持ち上げるような動き」が加わるのは少し他と違って意味深です。
1年生の「YES!」や、後述の「Fu-!」のような腕を突き上げる動作ではなく、持ち上げるような、鼓舞するような表現。
最高学年として皆を見守る3年生の、優しい応援が込められていたるするのでしょうか。
●Bメロ 力強く前に進む2年生
ミライはいまの先にある
ここの曜ちゃん、とても目の覚めるソロの歌い出しで、斉藤朱夏さんが本当に上手になったんだなあと感動を覚えるところです。
「"ミライは"で右手人差し指を空へ、"いまの"でこめかみを指差し、すかさず"先に"で左手人差し指をゆっくり空へ→"ある"でこめかみから外側へ飛ばす動き」となりますが、同時に桜内のオタクは背後の梨子の動き(曜以外の全員の動き)をコピるのも面白いと思います。
「両手人差し指をこめかみに指し、1,2で右手を外に→3,4で戻す(4でぴょん)→次の1,2で左手を外に→3,4で戻す(4でぴょん)」という動きですが、これめちゃくちゃ印象に残るんですよね。見切れる桜内さんもキュート。
しっかり自分でつかまなきゃ
そんな桜内さんのソロ、「"しっかり"で右手は空、左手は左側へ広げ、"じぶんで"で握りこぶし→"つかまなきゃ"で右→左の順に拳を胸に」という動き。
いまの先にあるミライを見据え、確実に自分のものにしようという表現なのですが、そのミライの方向が同じ向きではないというあたりが人生やAqoursのこの先の難しさを物語っているように感じます。
そして直後にクラップ2回。ここはPVにも表現されているので、正確にキメていきたい部分ですね。
それには自由なツバサで Fly away!!
千歌ソロからの2年生ユニゾン。
「"それには自由"までで左腕を斜め上に掲げ、手首を翼のように3回パタパタ→"な"で手のひらを前に向け胸の前に引き寄せ、"ツバサで"で大きく外側に円を描き」ます。
このツバサのパタパタ、裏拍の動きなのでちょっとテクニカルなのですが、前パートのクラップから動作を繋げると自然と裏に入れるのでクラップから余裕を持って左手をパタパタ、と覚えると意外とスムーズにできると思います。
そしてそのまま「"Fly a"までで右腕を外に→左腕を外に飛ばし、"way!!"で手のひらを上に向けたまま肩から前方へ両腕を投げる」動き。
いつだって自由な発想で、めげることなく前へ進み続けた千歌。ソロパートを締めくくるのはリーダーの明るくて元気で、全てを牽引するミライ・前方へ向けた力強い羽ばたきです。その勢いを持って、サビへと参りましょう。
余談ですが、千歌が「羽根」を表現することは多くて、「MY舞☆TONIGHT」2番の「羽みたいに 手伸ばして」も彼女のソロからのサビ突入という流れでしたね。
●サビ① ワクワクしたくてさせたくて
ワクワクしたくて させたくて
踊れば ひとつになるよ世界中が
Come on! Come on! Come on!
熱くなあれ!!
サビはある程度共通の動きがあるので、まずそれを覚えましょう。
ぶっちゃけ、この曲は各種クラップのポイントとサビの「ワクワクしたくて させたくて」の動きだけ覚えていれば「それっぽく」「楽しい」振りコピが可能だと思いますので、全部覚えるのなんて無理だよ~という人はここだけ覚えて帰ってください。*1
きっとそれだけで5thは120%くらい楽しくなります。
動きは「両手握りこぶしを顔の横に持ってきて、右手を2回トントン→左手を2回トントン→右手人差し指を肩から前方に投げる→左手人差し指を肩から前方に投げる→両手を肩に戻して最後は両手で前に投げる」です。ブレードを持っている時はそのままやっちゃいましょう!
キャプチャに適したカットがなくて、何してるかよくわからんですね。動画観てください。
ともあれ、これで「ワクワクしたくてさせたくて」の基本形はバッチリです。実質完了です。
ちなみに3年生の敬虔なオタクはこのとき待機で、「踊れば」で「させたくて」と同じ動作をすることになります。また、欲張りなオタクは「させたくて」からさらにもう一度同じ動作をすることで全学年の動きを網羅できますね。
ただ、個人的にはさせたく"て"で伸ばした腕をまっすぐに投げておく余韻が好きなので、無理はせずステージのAqours3年生と振り付けがクロスする楽しみを味わうのも良いかと思います。
ここからちょっと複雑なので、振りコピの魅力に取り憑かれてしまった人向けの解説になっていくと思います。
「"ひと"で人差し指を口の前に持ってきて"しーっ"のポーズ→"つに"でその指を空へ。"なるよ"、で手のひらを胸で重ねそのまま胸の前で上向きに。"世界"で"おはなまる"→"中"がでその腕を左右に広げて下ろし」ます。
ちなみにフォーメーションによって右手左手が対称になるので、困ったら右、拘るのなら推しと同じ腕でやると良いと思います。3年生はこのとき静止です。
Come on! Come on! Come on!は3年生推しの推しコピポイントなので、果南→ダイヤ→鞠莉の順で腕組み→左手を頭・右手を右側→両手を下から煽るの3連動作でシンクロしていきましょう。欲張りなオタクは全部やっても良いですが、かなり忙しいので素直にカモン!でブレード振るのが丸いかもしれませんね。
熱くなあれ!!はフォーメーション変更や次の動作のための予備ステップ時間です。適度にブレードを振り上げたりしましょう。
●サビ② こんなステキなことやめられない!
サビ繰り返しの2回目です。
ワクワクしたくて させちゃうよ
踊れば ココロ
つながってくみんなと
こんなステキなことやめられない そうだよ
前半は一緒なので割愛します。「これだけ覚えましょう」と言ったのは他の振り付けに比べて登場頻度が高いので、それだけ覚えれば多くの場面で活用できるからでもあります。3年生推しは「踊れば」まで「Come on!」のポーズのまま待機です。シュール。
いやぁ、皆かわいいですね……(語彙)。
ココロは「右手から順に胸の前で握りこぶしを作る→左手を重ねる→右手を下からもう一度重ねて上へスイーッ」です。
そのまま「"つながってく"で上げた右拳を人差し指を指す形に変えて前へ指す(左手は腰だとキレイ)→"みんなと"は両腕を前から横に広げてすしざんまい」です。それぞれつな"が"ってくみんな"と"の2点で腕を止めて「置く」ような形でトメの力点を決めるとステージのAqoursちゃんとのシンクロ率が増すと思います。
「"こんなステキなこと"は頭の左右で手のひらを広げ、4回きらきら。"やめられない"は、"やめ"で顔の横で両手人差し指をバツ印で小さくぶっぶーを2回、"ら"でハート、"れ"で握り、"なーい"で水平に薙ぎ払います。そして"Fu-!!"で渾身の拳を振り上げ」ましょう!
ここはこの曲のカタルシスが最も集まるポイントなので、余裕があればここ、さらに言えば"やめられない"からのFu-!!は覚えておくと2日間気持ち良くなれると思います。
そうだよでは3年生だけ動きがあり、「両手を上から振り下ろし、肘で内側から回転させてそのまま前へ」という、ゆっくりですが所謂「パンキング」というアクションを交えます。肘の回転を利用して腕をムチのように振る動作になるので、周囲に気をつけつつ、3年生のオタクは挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
●2番~Cメロ
資料が無いと振りコピ解説は無理です。現在存在する映像ではどう考えてもここは解説できない部分なので、各学年ごとの特色が出るのを楽しみにしつつ、可能そうであれば現地でリアルタイムにコピーしていきましょう。
内容によっては1番と同じ動作が適用できる場合もあるので、特にサビでは気を抜かずにいると幸せになれると思います。
●Cメロ みんながね ダイスキだ!
シンプルなCメロです。
みんながね ダイスキだ!
みんながね ダイスキだ!
それぞれ1年生、2年生の順番で入りますが、ここは推しと同じ動作でキメるか、もしくは「"みんながね"で両手手のひらを上に伸ばす→"ダイスキだ!"は胸の前で♡マーク」で統一しても簡単で良いと思います。
細かく分けるとルビィはうゆのポーズ(伝われ)、善子が顔の横で両手を握る、花丸が胸でハート。
梨子は頭の上でハート、曜が胸の前でハート(表情がとても好き)、千歌は顔の左右で握りこぶし(小さいがんばルビィ)です。
高度な技としては、鞠莉ママの振りコピで静かに微笑むだけ、というのもありますが高度すぎるのでオススメしません。高まり続ける本番の熱の中でそれができた猛者がいたら報告をお待ちしています。
コトバを歌にのせたときに 伝わってくこの想い ずっと忘れない
ここは個人的には静かにバイオレットのブレードを振るところなので振りコピ解説は入れません。
鈴木愛奈さんのセンターCメロソロに聞き惚れて、ココロに西洋ツツジの風を吹かせましょう。
黒澤姉妹の振りコピをするオタクは妹もしくはお姉ちゃんとハイタッチすると素晴らしいと思います。なんだそれ。
●ラスサビ 楽しさに向かってNonstop!
サビはずっと同じですので、ここまで来たらこれまで覚えたことを総動員して、また現場の4分ほどで感じた全てを最後のサビにぶつける時です!
実際のステージでどのようなことが起きるかはわかりませんが、アニメーションとのシンクロを売りとするAqoursのライブパフォーマンス、きっとアニメと寸分違わない素敵なダンスで我々を魅了してくれるでしょう。
楽しさに身を任せ、自分もまた音楽の一部として、紛いなりにもそこへ混ざっていく振りコピの楽しさはやはりその場で曲を聴き、キャストの動きを観ている人間だからこそできる楽しみ方だと思います。存分に味わいましょう。
アウトロは最後にもう一度、イントロと同じ
「Nonstop nonstop the music
Nonstop nonstop the hopping heart」が出てきます。
ここも動きは同じなので、キャストとのシンクロを高めつつ最後の最後まで楽しさを噛み締められると幸せですよね。
冒頭とラストで同じ動きをすることになるこの部分、やはりポイントは"Lの指"でしょうか。
「WONDERFUL STORIES」や「WATER BLUE NEW WORLD」をはじめ、Aqoursのみならずμ'sの楽曲においても需要な役割をもつこの「L」という文字。
ダンスの動きの中で、視覚的には上や横などに腕・脚を広げる動きは外へ、自分の胸の前など内側へ抱き込むような動きは内への、それぞれ心や感情の向きを表すもののように私は解釈しています。
ラブライブ!のL。loveの、liveの、そんなLを、まずは空から→自分の胸へおろし→前方へ送り出す……という一連の動きは、そういったエネルギーを取り込んだ上で目の前(=観客の我々)へと受け渡すような、そんなニュアンスを感じます。
「愛」や「楽しさ」というダイレクトでポジティブな感情を、人から人へと受け渡す。そんな架け橋のような暖かみを感じますよね。
●輝くことは、楽しむこと
もともと、鞠莉ママへ「スクールアイドルはくだらなくなんかない」ことを伝えるための勝負曲。
スクールアイドルは素晴らしくて、こんなにも楽しくて、私にとって欠けてはならない大切なものなんだよ、と語りかけるためのこの曲。
私はよく音楽は"音学"ではなく"音楽"なんだ、と言ってるのですが、エンターテイメントとしてはやはり「楽しむ」ことと音楽は切り離せないものだと考えています。
スクールアイドルが、もっと言えば音楽が、様々な芸術や娯楽が「人を楽しませる・笑顔にさせる」ためのものであるなら、サビの歌詞にある「ワクワクしたくて させたくて 踊れば一つになるよ 世界中が(Come on!)熱くなあれ!!」というフレーズはまさにそれを現しているものだと思います。
デンドンデンドン……というシンプルだけどココロが踊る、四つ打ちのベース進行に引っ張られる形で展開されるこの曲には本当に「ワクワク」が詰まっていて。その楽しさを伝えるために「まずは自分が楽しくなって、そして次は皆で踊ろう!歌おう!」そんな声が聞こえてくるようなメロディライン。
シリーズ作詞の畑亜貴さんの仕事は、曲先のものがほぼ全てらしいので、この素敵な詩はそんな曲のイメージを見事に抽出したものになっているように感じます。
曲が、詩が、音楽となりスペイン広場の言葉の通じない海外の人たちを、頑なだった鞠莉の母親を、そして現実世界では観客である我々を、一発で楽しい気分にさせる、楽しませてくれるポジティブ100%の楽曲……それがこの「Hop? Stop? Nonstop!」だと思います。
では週末、現地やLVでそれを受け取る我々は?
Aqoursに負けてはいられません。既にすっかりそのパフォーマンスに「ワクワクさせられて」しまっているんです。
だったらもう「世界中ひとつになって」「踊る」しかないんですよね。
だから、今回のライブでも私はAqoursと一緒に踊って、跳んで、全力で楽しみます。
感謝を伝え合ったり、感動を味わったり、それぞれの輝きを掴んだり、楽しみ方は人それぞれですが、少なくともこの曲では私は「ワクワクのままに楽しむ」ことに全力をかけようと思います。
そうすれば「ココロがみんなと繋がって」より楽しさを共有できることでしょう。
そんな楽しさを味わっちゃうと、やっぱり「こんなステキなことやめられない!」って思ってしまうんですよね。
今回のライブでも、楽しさに向かってNonstop。
自分の信じる"音楽"と、
"弾むココロ"と一緒に、
どこまでも、Nonstop!
いよいよ明日です。存分に、楽しみましょうね。
☆番外編
折角なので、他の劇場版挿入歌たちもピンポイントで「ここは振りコピしたら楽しそう!」というポイントをピックアップしようと思います。
勿論、既存曲や前売り券特典曲なんかも楽しそうな部分見つけたらガンガンやって楽しみましょうね。
●僕らの走ってきた道は…
そうです。やはり「L」ということで、サビの動きは外せないかなと思います。
僕ら 絶対あきらめない
だって 光が見えたよ
もっと 夢中になれたら
変わるってさ 信じてた
「"僕ら"でジャンプをキメたあとは"あきらめない"で右手を左から右、左手を右から左に振り、右手を下から持ち上げます。"光が見えたよ"でその右手を肩の後ろから前へ投げ、指は人差し指で前を指し、"もっと"の前に肩へ引き寄せ"L"にします。"もっと"で左手も同じように動かし、"夢中になれたら"で同じく肩の前へ。」これだけでかなり一体感が味わえると思います。
あとは千歌ソロからのラスサビ、さらに\ッデーーーーン/走ろう\ッバーーーーン/のジャンプからの右腕振り下ろし。ここは前のオタクを殴り殺す勢いで全力でやりたいですね。*2
終わらない夢見よう。
●逃走迷走メビウスループ
やはりサビがコピーしやすくて、また映像資料もあるので練習がしやすいですね。
だから追いかけられてる筈が
追いかけてるのかも本当は
くるくるっと くるくるっと
「"追いかけられてる"で顔の横から両手を振り下ろしますが、手のひらを上に向けた状態から最後は下に向けます。おばちゃんの"やーねぇ"の動きを両手で大きくやる感じです。"筈が"、で手のひらを前に向け、脇を締めてみぎひだりみぎ。リズミカルにやりましょう。"追いかけてるのかも本当は"も同じ動きで繰り返し、"くるくるっと"は1回目が右手を腰の横でくるくる。2回目は左でくるくる。手のひらを常に上に向けるのがポイント」です。
この曲は全体的に回転のモチーフが多いので、そこに注目してそれに合わせてブレードを「円を描くように」回すのも楽しいかなと思います。
ダイヤさん推しとしては
汗と焦りであー!もう暑いよ
の"あ"連打の部分、手のひらを顔にパタパタするお姉ちゃんが楽しみで仕方ありません。
●Believe again
この曲は……なんというか振りコピ無理な気がするので、感じるままに全てを抱きしめましょう。無理です。
強いて言えば、
迷いながら Ready? Go!
の後のバチクソ高まりスーパーイントロの拳を突き上げる部分、最初の8拍が片手、次の8拍が両手です。全力でぶち上がりましょう。
3, 2, 1, Go!
はブレードを握っていると難しいので、無刀流振付模倣真剣侍*3になることをオススメします。理性があれば。
●Brightest Melody
なんか、良い意味で本当に記憶が無いです。当日目に見えたものを脊髄反射でコピーしましょう。
最初の
Ah! どこへ行っても忘れないよ Brightest Melody
に合わせて、右手の小指を掲げるのが今思い付く精一杯でしょうか。なんかサビとかはもう色々無理になってると思います。ダメです。
●Next SPARKLING!!
Aqoursの振りコピではないですが、劇中で観客の一部が所謂"ワイパー"と呼ばれる腕の動きをしています。単純に右から左へ車のワイパーのようにゆったりと振る動きです。
これが曲とマッチするので、雰囲気によってはそんな動きをすることになるのではないでしょうか。サビの動きもそれに似ていた気がします。
ハイレベルな振りコピとしては、途中でそっと立ち去った3年生よろしく、「淋しげな表情を浮かべながら名残惜しそうにドームを去る」というものが存在します。存在しません。やんごとなき事情で、そのあたりのタイミングで帰らなければならないオタクは逆にチャンスかもしれませんね。
なんか最後の方はふざけてしまいましたが、このライブに参加する全ての人が、笑顔で2日間を終えられますように。
そう願って今回は締め括ろうと思います。
それではまた、ココロが躍ったその時に。
2019.6.7 十六夜まよ