熱い、熱いジャンプで!!!
皆様こんばんは。十六夜まよです。
いよいよ3日後に迫ったAqoursの3rdライブ埼玉公演。
その本番にかける意気込みがこれまで多くのブロガー達によって、大切な想いが紡がれてきました。
本日はわたくしから、いつもとは少し違った方向から「ライブ」についての提案をば。
※本記事は筆者の独自の考えを含み、またその内容について皆様に強要したり、統一して欲しいという意図は存在しません。
あくまでも私の考え方、取り組み方のご紹介であり、それを受けて皆様がどうするか、どう考えるかは全くの自由であることを保証致します。
……それでも、何かを感じ、少しでも面白い、と思ってくれたことがあるのならば、その時は是非一緒に。それしかないんだと決めて、熱い熱いジャンプを!
まずは皆さんに、一つの問いかけです。
「『MIRACLE WAVE』、どう跳びますか?」
そもそも跳ぶことが前提というのも変な話なので、ライブを楽しむために私が普段どういうことをしているのか、をサラッと紹介しようと思います。
●LOVE LIVE!
我々が普段「好き」を持ち寄り、笑い、泣いて、時に感情のままに、時にロジカルに語り合うこのコンテンツ。その旗印である「ラブライブ!」とはそもそも何でしょうか。
多数のメディアからなるミックスコンテンツで~とか、キャラクターとキャストの織り成す2.5次元の展開が~とか、そういうのは色々あると思うのですが……。
「ラブライブ」というワードそのものの深い意味は普段さほど気にしていないと思います。
メッセージ性を考えて「人生を愛せ」。なるほど、良い感じ。
ファンとしての関わり方から「愛を持って生きる」。うんうん、素敵。
様々な解釈ができる点がこれまたラブライブ!らしいなぁ、と思うので実際に何が答えだとはここでは突き詰めません(そもそも答えは出せませんね。)が、今回の記事ではこう解釈します。
「LOVE LIVE」→ライブを愛してる!
アニメ、雑誌、CD発売、キャストによる生放送等、メディアミックス展開が魅力なこのコンテンツにおいて、最も規模が大きく、そして盛り上がるイベントの一つが「キャストによるライブ」なのは言うまでも無いことかと思います。
そんなライブが目前です。私は全力で受け止めて、全力で楽しみたい!
ある程度長い間オタクをやっていますが、やはり声優さんの歌は、良いのです。
「声」で勝負をするプロだから。発声の一つ一つの細部にまで、感情やニュアンス、表情を乗せる表現力が凄まじいのです。
勿論彼女達だって歌うためのレッスンをし、とてつもない時間の練習をこなしているでしょう。それでも、そういう技術や歌唱力の向こう側に、声優としての本質的な「声の魅力」がある。だからこそ彼女達の歌はメロディが、フレーズが活き活きとして私達の胸を打つのだと思うのです。
そんな彼女達の歌声を聴けるライブが、目前です。
私は楽しみで仕方がないのです。だからこそ、その数時間しか存在しない刹那を余すことなく楽しみたいと思うのです。
●アニソンライブとの付き合い方
と、散々歌声の魅力を語っておいて、「そんな素敵な曲を、じっくり静かに鑑賞しましょう」なんて言うつもりはさらさらありません。
我々が臨むのはクラシックのコンサートではなく、Aqoursの"ライブ"です。
斉藤朱夏さんが、MCの時によく「今日もいっぱい汗かくぞーっ」と宣言しますね。そして、その後こう言ってくれます。
「皆もいっぱい汗かいてねっ!」と。
勿論、静かに見守るように、じっくりと観る人のスタンスは否定しませんし、そういった"楽しみ方"ができることは素晴らしいと思います。
でも私は、Aqoursと一緒に、ある時は舞台装置のひとつとして、ある時は10人目のスクールアイドルとして、そしてある時には彼女達を応援するひとりのファンとして、その時間を全力で楽しみ、一緒に輝きたい。そう考えます。
汗をかくためには?
たくさん声を出します。たくさんブレードを振ります。そして、一緒に踊っちゃいます!
私のライブ中のスタンスとよく似た考えを持っているフォロワーさんがいまして、その方もブログを書いています。ライブ中の楽しみ方のノウハウが沢山詰まった素敵な記事。こちらにも目を通して頂けると、この後の私の説明がより響くかと思います。
結局のところ、ライブ会場はある種の「お祭り」となるのだと思うのです。
熱狂的なエネルギーが集まり、それが一気に発散される、まつりごと。
阿波踊りの一節にある「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」というフレーズに従い、その熱狂の渦に身を任せ、心の赴くままに体を動かし、声を上げる。
そんな非日常を汗と一緒に身体から絞り出して、傍らにはAqoursの素敵なパフォーマンス。最高の空間ですよね。
何度でも言いますが、それが私のLOVE LIVE。さあ、一緒に踊りましょう!
●鏡面世界の10人目をめぐる冒険
コールやブレードの色変え、振り方なんかは今回特に触れません。まよったら推しの色を振りましょう!(雑)
今回は皆さんに、振りコピの楽しさをお伝えしたくてこの記事を書いています。
なんとここまでで約2000文字。前置きが長いことで有名な十六夜まよです、こんばんは!
そもそも振りコピとは。
キャストが曲とともに繰り出すダンスの動きを真似てこちらも同じ動きをすることですが、人は何故振りコピをするのでしょうか。
「ミラーリング」という心理学用語があるのですが、簡単に言うと「相手に好意を伝えるため同じ行動をする」というものです。自分の言葉が引用されたり、動き方を参考にしてもらうと嬉しいですもんね。
つまるところ、私たちは振りコピを通してステージ上のキャスト達に「好き」を伝えているとも考えられます。彼女らも「ダンスを真似してくれているのが見えると嬉しい」というコメントをラジオ等でしてくれていますし、伝わるモノはきっとあるでしょう。
そして何より、私たちは10人目。鏡合わせの世界からではありますが、一緒に身体を動かして、汗をかいて、同じ時間を共有し舞台を作り上げる。それってすごく「スクールアイドル」的な感じがしませんか?
●振りコピをはじめよう!
そんな振りコピですが、1から10まで全てのダンスをコピーするわけではありません。
10人目とはいえ私たちは観客でもあるので、できる動きは限られます。隣の人がいるのにステップなんてしようものなら顰蹙を買ってしまいます。
※ここから先の説明について、大前提は「周囲に迷惑をかけない」ことです。
例えば頻繁にぶつかってしまう、前の人の後頭部を殴ってしまう、「ちょっと見えないんで…」とか後ろに人にいわれてしまう……そんなことがあればお互い楽しいライブも楽しめなくなってしまうので、思いやりの心をもって、できる範囲で楽しみましょう。
その範囲を守れるのであれば、きっとライブ中の色々な動きは、素晴らしく楽しいものになるはずです。
そこで主になるのは「手・腕の動き」と「縦の動き(=ジャンプ)」になってきます。
ステージ上のAqoursの動きの中で、自分が好きだったり特に印象的な振り付けからそのエッセンスを取り出して手の動きで再現をする……というのが振りコピの本質かなと思うのです。
全部じゃなくて良いんだよ、と思えば、ハードルも下がる気がしませんか?
そして何より、「一番のお手本」が目の前でリアルタイムに踊っています。その動きを真似するのですから、結構簡単なことかも!って思いませんか?
完ぽき*1……完コピをしようとすると本当に大変なダンスですが、ライブ中の応援として、ニュアンスを抽出する振りコピは、きっともっと気軽で身近なものだと思うのです。
最高の楽しさを味わうために、ちょっとだけ恥ずかしさを捨てて「踊る阿呆」になってみませんか?
●明日から使える振りコピ紹介
と、いうわけで、ここからは
・真似がしやすくて
・曲の中でも印象的で
・やれたらきっとすごくたかまる
と私が思う「振りコピポイント」をいくつか紹介していこうと思います。
恐らくトップバッターを飾るであろうこの曲。アニメのOP映像であることもあり、各所の振り付けがしっかりと確認できます。
まず頭から、「ホンキをぶつけあって」のところです。
「ぶつけ合う」ためには相手が必要なのですが、Aqoursは横に展開するフォーメーションであり、私達の方に向いています。
とすれば、ぶつけ合う相手は鏡映しの我々10人目。両拳を前に突き出すこの動作は、是非ともAqoursと正対し、がっちり「ホンキをぶつけ合って」いきたいですね。
続いて「手に入れよう」のカット。
何かを求め、拳だった掌を開き、空中へ伸ばす動作は手に入れたい未来をきっと掴み取れます。ソロを歌う伊波杏樹さんの力強い眼差しがきっとアップで抜かれるはずなので、我々もそれに負けじと掌を空中へ!
個人的に外せないのはAメロの「さあ頑張るんだと」のここです。
「頑張る」という歌詞に対して所謂「がんばルビィ」のポーズが入ってきています。「頑張る」の代名詞として彼女のこのポーズが振り付けとして採用されていること、そしてそれをダイヤお姉ちゃんが中心となってやっている、という部分が50000万黒澤ポイントです。ぶっちぎりの優勝。ありがとうございました。
そしてサビ。「泣いたり笑ったり」のところですね。
ここは全員揃ってのジャンプです。左手に添えられる手は、「笑ったり」の表現なのでしょうか。
勿論ただ跳ぶだけでも良いのですが、空中で決めるポーズもそろうとちょっとした玄人感が出るかもしれませんね。
実際、この曲だけでも無数に好きな振りのポイントはあるのですが、全部書くとそれだけで時間がいくらあっても足りないので要点のみで。
☆MY舞☆TONIGHT
2期挿入歌のトップバッターとして公開されたこの曲は、どのタイミングで来るのでしょう。折角なら日が沈む直前の、薄暗さと夕日の明るさが入り交じる黄昏時に聴きたいものですが、当日天気は雨の予報も出ており、果たして……?
雨なら雨で、マッチしているので素敵ですよね。
さて、黒澤姉妹の美麗なソロから始まるこの曲、どこもかしこも好きなのですが、まずはイントロのこの振りは再現できたら良いなぁと思っています。
ただ2・4で「ハイ!ハイ!」も楽しいのですが、折角なら曲の拍に合わせ緩急を味わうほうがその後のAメロが趣深いものになるのではないでしょうか。
あ、折角なので「生まれたはずさ」のここはこのポーズで静かに聴いていようと思います。(目は開けています!)
Aメロ、ダイヤソロの「キセキが生まれ」。
ここの「無」を表現する一瞬の静寂は同じように動きをゼロにし、訪れる静謐さを全身で味わおうと思います。
そしてルビィパートの「答えじゃなく」の部分の炎が舞い上がるポーズ。腕をクロスさせるこの動きは手軽ですがタイミングが一瞬なので、降幡愛さんから目を離さずに合わせていきましょう!
いちばん大切なのはロウソクの揺蕩う焔を表現するサビの振り付け。
「踊れ 踊れ」で右手→左手の順に指を閉じた掌を回しながら上げ、
「熱くなるため」でそれを炎に見立て、ゆらゆらと揺らしながら下げていきます。
この時ブレードを赤やピンクに灯して持っていると、本当に炎のようになると思うので是非ともやってみたいですね!
☆Awaken the power
函館でSaint Aqours Snowが披露した合同曲。先日のHAKODATE UNIT CARNIVALではおあずけを食らったため、埼玉での初披露に期待がかかりますね。
正直この曲の時はたかまり過ぎて振りコピとか考えている余裕はない気がするのですが、もしも理性が残っていればやりたいなぁと思うことを列挙しておきます。そうすれば本番でもできる可能性が高くなりますし?多少は?
冒頭のルビりあソリ、「どこへ?どこへ?次はどこへ行こう?」
ここはまず理亞が手を翳して先を見通すようなポーズ、続いてルビィが指を指して行き先を示す動作をします。
そして「どこへ行こう」で人差し指を振り下ろします。
この振りを覚えるとサビラストに応用が効くので、まずは騙されたと思ってやってみてください!
スクリーンショットが用意できなかったのですが、サビ中盤の「夢の途中」で指をドラムスティックのようにしてドコドコと叩くような動作が入ります。個人的にこれ大好きでめちゃくちゃたかまるやつなので、余裕があれば11人の動きを観ながらやってみると良いでしょう。
そしてサビの最後ですね。「どこへどこへどこへ行こうか?」は冒頭と同じで、3連続で手を頭の上に翳し(敬礼のポーズ)、それから人差し指を振り下ろします。
サビのラスト、そのままブレードを振ると最後のロングトーンに合わせて上へ持ち上げがちになりますが、振りを観ているとキャストは腕を振り下ろしている、というような場面も多々あります。
どちらを選ぶかは皆さんの自由ですが、合わせて同じことをやってみる、というのはやはり楽しく、とても興奮するものですよ……!
☆WONDERFUL STORIES
今回のツアータイトルにもなっている、第13話挿入歌、そして物語の大切なカーテンコールです。衣装にも注目ですが、やはり締めくくりとしてある程度終盤に演奏されることが予想されます。
いつかまた!で掲げられるこの指の形は、空を指差し上へ向かう紙飛行機の心を、
それが前に向けられる様は「前へ進み続ける」意志を。
そして同時に折り曲げられる手首は「手招き」のようで、「あなたも一緒に」というAqoursからのメッセージにも見えます。
また、「L」の形は「ゼロからイチへ」進んだAqoursの精神そのものでもあり、ひいては「Love Live!」の「L」でもあります。
行進のようにテンポよく刻まれる伴奏に合わせてLの字にした指を徐々に下ろしていくこの振り付け、どう考えても「皆で一緒にやろうよ」って言われているように感じますし、私はこの曲が演奏される場面ではきっと一緒にやると思います。
以前この曲の考察をした際にこのように表現した、サビの最後。
この「L」の形の指はラブライブ!の世界において度々出現します。
「いつかまた」で大空を指差し、その後のリズムに合わせてLの指を下ろしていく。
繰り返しは、左手にチェンジしてもう一度、です。
きっと、たったこれだけで本当に幸せな体験が待っていると思うのです。何度も言いますが、恥ずかしがらずにチャレンジしてみてほしいと、そう思います。
●もう一歩。推しと合わせて…!
これまで何曲か紹介してきましたが、少しニュアンスを変えて別の曲を考えてみましょう。
この曲の冒頭、「今……みらい、変えてみたくなったよ!」の部分、PVだとメンバーが順にフレームインしてくる感じですが、キャストのライブだと違う演出になっていますね。
円形に並んだAqoursキャストが、テンポに合わせて順番に円の中心へ手を伸ばし、円陣のような形となります。
この時に、推しのキャストが手を差し出すタイミングで私はブレードを掲げているのですが、9人でのダンスが9人全員で揃うだけではなく、メンバーによってバラバラの動きをすることもあります。
その時に、きっと観ているのは推しの動き。
私はダイヤさん推しで、キャストだと降幡さんが好きなのできっと小宮さんか降幡さんの動きを真似ることが多くなると思うのですが……。
☆MIRACLE WAVE
恐らく今回のセトリの中で最も注目され、期待されている曲となることでしょう。
何よりもあのパフォーマンスが再現されるのか、それ以外にも難易度の高いフォーメーションダンスが、どこまで組み込まれるのか……エンターテインメントとして、最高のショーとなることが期待されますね。
この曲もいざ始まるとたかまりすぎて振りコピどころではない気もするのですが、備えあればなんとやら、です。
3年生によるコーラス、「どうなる?DOKI DOKI WAVE」の部分です。
「ドキドキ」で右手で胸を叩き、「WAVE」で左手を波のように流します。
ここを考えていて、「MIRACLE WAVE」が示すものの中に「心臓の鼓動」も含まれるのかな、と今更ですが感じました。
2番では「HEART WAVE MIRACLE」という歌詞も出てきますが、ドキドキと高鳴る鼓動、これが定期的に寄せては返す波のようで、試練へと挑戦する心そのものが、高鳴るその鼓動が、MIRACLEを呼ぶ「波」の一つなのかなと。
本番、きっと私の胸もすごくドキドキしながらこの曲を見守ることになると思います。でも、そんな緊張を乗り越えてサビが来たら……一番熱い、あのシーンが。
●熱い、熱いジャンプで!!!
アニメ2期を通して、私はこのカットが一番好きな場面の一つかもしれません。
みかん色に染まる客席、背中で全ての楽しさを表現するAqoursメンバー。
この景色は、キャストにも観客にも、誰にも観ることが叶わない景色ですが、だけどきっとライブでこの場面に来た時に、そこにいる全ての人の脳裏にこの光景がフラッシュバックするはずなのです。
さて、ここまでの話を踏まえて、冒頭の質問です。
「『MIRACLE WAVE』、どう跳びますか?」
画像を見て頂ければわかるのですが、ここのジャンプ、9人が別々のポーズで跳んでいます。
推しとともに、その日最高に熱いジャンプを決める瞬間、皆さんは、どう跳びますか?
Aqoursのキャストさん達は、皆「再現度」を良く気にしてくれています。
PVで担当キャラがこうしていたから私も……という話はラジオ等でよく聴きますし、そのためにものすごい情熱をかけてくれていると感じます。
であればこの場面、きっとキャストも完全再現のこのポーズを繰り出してくるはず。
答えは、参加する全員の中でバラバラに存在します。
当日はその想いを持ち寄り、最高の一瞬に賭けて、是非とも皆で。
熱い、熱いジャンプで!!!
アニメ2期が終わり、この3rdライブから先の物語は、現在誰も知らない話になっていますね。
ここから先の「新しい光」、それを掴めるだろうか?と信じる心は、そんなライブ当日のジャンプから始まるのかもしれませんね。
ライブが楽しみで、当日が待ち遠しい。そんな気持ちで過ごすこの数日は、まさに
I Live, I Live LOVE LIVE Days!
そう言うのに相応しい日々なのではないでしょうか。
ライブ当日、皆さんと最高に気持ち良い汗をかきたいなと、そう思います。
LoveLive!Sunshine!!Aqours 3rd LoveLive! Tour ~WONDERFUL STORIES~の開幕まで、あと3日。
*1:浦ラジで噛んだ降幡さんがかわいかったですね