アニメ描写から見る冬の北海道の歩き方:北海道編・番外編
はぁぁああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーー
るばるぅーーーー来たぜHAKODATEーーーー!!!!!
このシーンの千歌っちの台詞から、北島三郎さんの「函館の女」を連想できたラブライバーってどのくらいの割合いるんでしょうね???
というわけで皆様こんばんは、十六夜まよです。
第8話感想記事、お読み頂けたでしょうか。めちゃくちゃ長くなってしまいました。
"気付き"の範囲と姉の嘘:北海道編・前編 - AQUARIUMと愛のうたをめぐる冒険
本来ならばその記事の中で触れようと思っていた、アバン他の北海道描写について。
割と冬の北海道へ訪れるにあたっての注意事項っぽいものを読み取ることができ、「これって札幌ファンミーティングで北海道へ来るファンに向けての公式のガイダンスなのでは?」と思ったことが多々あったのでお蔵入りにするのも勿体無く、本編とは分けてオマケの記事にすることにしました。
こちらの記事は本当に力を抜いて書いていますし、校正もきちんと行わずに雑に投下する予定のものなので、まあそんなものだと思ってお読み頂ければと思います。文体もいくらか砕けたものになるはずです。
・地吹雪
じふぶき、と読みます。(「ぢふぶき」では?とか言うのは野暮です)
実際にそんなに雪が降っていなくても、強い風により一度積もった雪が舞い上がり吹雪となって襲いかかる現象。水分の少ない乾燥した雪が降った翌日等に起きやすいため、雪質によっては注意が必要です。
「何も、見えませんわね……!」
とは我らがダイヤさんの言葉ですが、実際ひどいときは完全に視界が奪われます。
尚、札幌市はそのような状態でも自転車に乗るあたまのわるい北大生という生物が生息しているので本当に視界が悪いときは地下に潜ることをオススメします。
札幌駅からすすきのまでのエリアには広大な地下歩行空間「チカホ」(名前がめちゃくちゃみかんオレンジ色している…!)が広がっているため、天候に関係なく快適に移動することができます。
「これがsnow white!ビューティホー……。」
とか言ってますが、雪で視界が無くなる現象は「ホワイトアウト」と言います。鞠莉ちゃんがこのことを言いたかったのかはわかりませんが……。
・北海道の男子小学生あるある
「雪めッ!甘いわァ!避けるべし!避けるべしッ!!」
と遊んでる善子ですが、これ雪の粒が大きめでふわふわしており、風がそこまで強くない場合に、風が自分の身体を迂回して動くことになるため風に乗った雪を本当に自分が躱しているような錯覚に陥ります。それでは聴いてください、
「俺今雪の攻撃全部避けてるからーーーーwwwww」みたいなやりとりは、雪国の小学生男子が登下校中によくやるのではないでしょうか。堕天使よ、そのレベルか。
「なんだか眠くなって……。」
と遭難ごっこを始める曜ちゃん。可愛いんですがやっぱりその発想は小学生男子レベルです。
・ですとろいやー
そんな阿鼻叫喚な地獄絵図の中、割と元気な千歌。
いや実際このデストロイヤータイプの目出し帽、本当に暖かくて良いんですよ。特に地吹雪なんてものは乾燥して細かい雪の粒が強風で煽られて飛んでくるため、肌に刺さってきて痛いんです。なるべく顔の露出を避けるこの装備は、最良の選択と言えるでしょう。
カニ、そこまで好きじゃないんですよね。そういう道民多いのではないでしょうか。
苦労の割に得られるものが少ないのでコスパが…とか理由は様々です。無駄に高いし。
・雪道の歩き方
ここ1番大切です、これだけでも覚えて帰ってください。
通常のローファーだったため盛大にすっ転んだ善子と、しっかり冬靴を準備していたために余裕のダイまり。流石おねぃちぁ!
スパイクを履けとは言いませんが、やはり冬の北海道を歩くにあたっては靴底が複雑にカットされている冬仕様の靴を履くべきかと思います。また、単独で転ぶ分にはまあ良いのですが、他人に足払いをかける感じで横に滑ったりすると迷惑度が一気に跳ね上がるので、やはり転ばない対策は必要です。
「これでこのような雪山もご覧の通り!」
とはいきません。(ここの台詞ユニゾンめちゃくちゃ調和してて良いですよね。)
しかし、この現象は割とリアルで、「両足の時には接地面積が広くて体重が分散するので雪山の上に立っていられても、片足に体重がかかった瞬間に圧力が倍増して埋まる」ということはよくあります。
道を塞ぐ雪山(割とよくある)に登る際は注意してください。
・手に息吹いて暖めるやつ
12月の札幌は外気温が常時氷点下ということもあるので、息をはぁ~とやると暖かいです。
が、ルビィちゃん、これでは暖まりません。
手袋を脱ぎ、素手でやることをオススメします。
・函館国際ホテル
ようちかホテルこと、函館国際ホテルですが、いつだかの「朝食が美味しいホテルランキング」みたいなやつで上位に入り、朝食だけ食べに来る客がいるほどのレストランがあるらしいので、函館巡礼に行く方は是非宿泊してみてください。
ちなみにレストラン名は「アゼリア」です。
って思ったら2018年秋に向けて改装中とのこと。来年まで待ちましょう。
・HAKODATEの観光地
善子が「魔法陣……!」と感動していますが、実際タワーの上から見下ろすと、綺麗に設計された星型の堀が展開されており、美しい、の一言です。何か出て来そう感あります。
市電。
歴史ある町並みの中をゆっくりと進む電車ですが、北海道内で路面電車が存在するのは函館市と札幌市のみです。北海道遺産にもなってます。
情緒ある雰囲気に浸れるので、のんびり乗ってみるのも良いと思います。
ちなみにそんな北海道遺産、雪のシーズンの札幌では初音ミクさん仕様になったりします。未来ずら。
ラッピ。
道民ですら函館に行くと何故か行きたくなるファーストフード店。
花丸ちゃんの食べていたふとっちょバーガーがインパクトありすぎですが、普通のサイズのバーガーも普通にうまいので女性でも安心です。
だが鉄板焼きスパゲティ、てめーはダメだ*1
なお隣のハセガワストアのやきとり弁当も名物です。併せてどうぞ。
ロープウェイ使って山に登ると100万ドルです。
アニメで出てくるかと思いましたが第8話ではこの遠景だけでした。第9話でライブシーンに取り入れられたりしたら感動ですね。果たして。
なお天候に恵まれないことで有名。雨やめー能力を持たない人は徒労に終わる可能性もあるのでお覚悟ですわ。
以上、第8話にて描写されていたHOKKAIDO要素を簡単に解説してみました。
ファンミ札幌で北海道へお越しになる方は、参考にして頂ければ10%くらい役に立つかもしれません。
ついでに宣伝です。
先日、浦ラジやその他のラジオ番組にてよくお名前を耳にする「またおま勢」の一角、DIA様ちゃんのロードローラーさん(@RBYYYYYYYYYYYYY)のリスナーラジオ企画、「ロードローラジオ」に、札幌ファンミ直前SPゲストとして稚拙な喋りスキルながら出演させていただきました。アーカイブで聴けます。
その場で北海道対策や観光地・グルメのことなど地元愛トークを展開しておりますので、気が向いた方がいれば作業の合間にでも流して頂けると嬉しいです。
ブログ執筆のキッカケなんかも話しています。
他にも良く名前を聴くおたより職人さんたちから寄せられたメールや、大喜利のコーナーなど、「声優ラジオ」への愛が詰まった番組となっておりますので、是非に。
第6回 #ロードローラジオ
— DIAちゃんのロードローラー (@RBYYYYYYYYYYYYY) 2017年11月22日
番組初の200分超え!
そしてたくさんのお便りを送って頂き、本当にありがとうございました!
SPゲスト@daimarco16 さんの貴重なお話、心強いサポートにも感謝です!
第7回放送もお楽しみに!!
↓ アーカイブはこちらhttps://t.co/Ns7YoNtlha pic.twitter.com/2FYBNCtD9K
ではでは、番外編はこれにて終了です。
次は本編、第9話の記事でお会いしましょう~